【指輪製造販売】鎌倉彫金工房の嶋崎様からお話しを伺いました

Q：鎌倉は地元ではないと思いますが、なぜ鎌倉で創業（起業・開業）しようと思われたのですか？

僕の地元は京都です。
創業（起業・開業）で鎌倉を選んだ理由は鎌倉の土地の力です。
ウチが提供しているサービスとの相性も良いと思いましたし、ブランド戦略としてブランディングしやすい土地と思い鎌倉を選びました。

Q：創業（起業・開業）のタイミングで鎌倉商工会議所をご利用されたと思いますが、なぜ商工会議所に相談しようって思ったのですか？

いや~なんでしたっけね（笑）
一番初めは、両親からお金を借りて事業をスタートしました。
借りたお金がもう底をつくっていう状態の時に、だんだん何とか集客できるようになって来ました。
三か月くらいたって、ちょうど両親から借りたお金も尽きて来て「もうヤバいな～」と思いました。
ちょっとだけ集客出来ている実績がありましたので、「この実績なら何とか借りられるかもしれない」「借りないといけない」という状況になった時に、お金を借りる方法を色々と調べました。
調べた時に日本政策金融公庫ある事を知り、公庫でお金を借りる場合、商工会議所を経由した方がいいと言うのを知り、じゃあ鎌倉商工会議所に相談してみようと思いました。

Q：相談前、鎌倉商工会議所の事をどの様に思われていましたか？

多分お金を借りるためのサポートというか、相談というよりは「お金借りる為に経由するもの」と思っていました。
調べた時には、そんな風に感じていました。

Q：相談された時、鎌倉商工会議所の第一印象は如何でしたか？

初めての創業（起業・開業）だったので、当然今まで経営をやったことがありません。
お金を借りるために事業計画書を作成して、鎌倉商工会議所の担当（経営指導員）の方に見てもらう時、なんかドキドキしました。
なんか学校の先生に見てもらう感じでしたね（笑）。
鎌倉商工会議所の担当の方から色々とアドバイス頂きました。
なんかドキドキしたような記憶がありますね。
学校の課題を提出したみたいな感じでした。

Q：鎌倉商工会議所をご利用されてみて率直な感想いかがでした？

とりあえず安心した事を覚えています。
多分その段階で多少は集客も出来始めていた時でしたので、鎌倉商工会議所の担当の方から「これだったら大丈夫でしょう」そんな感じのことを言って頂いたのかなと思います。
作成した事業計画書について、鎌倉商工会議所の担当の方から色々と質問されたと思いますが、相談したことにより、ひとまず安心したと思います。
親以外のところのお金を借りることが初めてでした。
日本政策金融公庫と「直」ではなく、鎌倉商工会議所が僕と日本政策金融公庫の間に居てくださっていることが安心感になりました。
鎌倉商工会議所の担当の方との相談で、融資が実行出来る事業計画書内容まで仕上げて頂いた印象です。

Q：創業（起業・開業）後も様々な支援させて頂きましたけれど、役に立った事等があれば具体的に教えて下さい。

役に立つというか、役に立ちまくっている訳なのですけれど（笑）
ほんとに、新しい店舗を出店したり、店舗を改装したりとか、ちょこちょこ今まで10年に渡ってほんとに毎年の様の相談させて頂きました。
「気軽に相談出来る」そこがやっぱり一番良かったです。

あと僕が個人的に一番好きなのは、順調に会社の業績伸ばしていく時に、鎌倉商工会議所の担当の方に決算書類を見てもらう。見てもらって担当の方から褒めてもらうのがすごく好きです（笑）。
自信がある通知表を子供が親に見てもらう感覚です。それを褒めて貰うところが僕にとってはすごいモチベーションになっています。

Q：鎌倉商工会議所の青年部にもご加入されていると思います。

確か鎌倉商工会議所の担当の方から青年部入会の入会を勧められたと思います。
横の繋がりもあったら良いと思い青年部に入会しました。
青年部に入会した事で色々な方と知り合うこともできました。
今のお店を借りる時も青年部の部員から地域の商店会長さんを紹介して頂きました。

Q：他の事業者の方に鎌倉商工会議所はお勧めできますか？

できます！
色々お世話になっていて「良かった」と感じています。
ウチの場合、事務作業を行う社員が居ません。
僕が経営全般からちょっとした事務作業まで一人で行っています。
労働保険の事務を鎌倉商工会議所に委託していますが、事務手続き等で分からない時に、気軽に聞けるのが良いですね。
実際のコアなビジネス以外の雑務も聞ける、事務委託出来る部分は委託出来る様になり、コアのビジネスに集中出来る様になりました。

Q：鎌倉商工会議所はあなたにとってどんな存在ですか？

学校の先生的な存在ですね。
鎌倉商工会議所の担当の方に、事業の成果を見てもらう事がモチベーションの一つです。
一時期、中学校や高校の「部活の先輩」の様なイメージでした。
創業（起業・開業）した当時は、右も左も分からない時だったと思いますので、やはり学校の先生ですね。