【ピラティススタジオ】PreMare㈱の高橋様からお話を伺いました

Q：鎌倉商工会議所にお越しになったきっかけは？

ちょうどコロナ禍で今後のことが心配になり、仕事でお世話になっている方に相談したところ、「資金繰りや、今後また同じような状況が起きたときのために、会社として体力をつけておくことが大事だから、一度商工会議所に相談してみるといい」とアドバイスをいただきました。
その言葉に背中を押され、鎌倉商工会議所に足を運びました。


指導歴２８年　経験豊富なスペシャリスト

Q：もともと商工会議所はご存知でしたか？

他地域で活動している同業者が商工会議所にお世話になっているという話はお聞きしていました。
そういう存在があるのは分かっていたのですが、自分には無縁だと思っていました。
例えばお金に関する相談とか。自分がそこまでの規模ではないと思っていました。
資金繰りや困り事があった時も、効率は悪いですが、全部自分でかぶって対処してきました。

Q：その後ご入会するきっかけは？

資金繰りのことや会社設立の際など、わからないことを気軽に相談できる場がなかなかありませんでした。
当初は「相談機関として一度利用してみようかな」という軽い気持ちで訪れました。
ちょうど補助金申請の際に丁寧なサポートを受け、「ここなら有料でも活用してみてもいいかもしれない」と思うようになりました。
そうした経験を通じて、自然と入会を決め、鎌倉商工会議所との関わりも少しずつ深まっていったように感じます。

Q：実際に入会・相談をしてみていいかがですか？

最初のころは、自分でも何を聞けばいいのか分からず、ふわっとした状態でした。
そんな時に、担当の方から「こういう制度がありますよ」「こういう取り組みもありますよ」といった情報を教えていただきました。
「あ、そういうのがあるんだ」「相談してもいいんだ」と初めて気づきました。
それまでは、鎌倉商工会議所の方にどこまで相談していいのか分からず、契約関係など会社の内部事情に関わることは外に話してはいけないのではないかと思っていました。
実際に話を聞いてみると、多様なサポートがあることが分かり、そういう面でも、鎌倉商工会議所の存在を身近に感じるようになりました。

スタジオからは、普段目にすることがない角度から坂ノ下の海が見渡せます

Q：入会されてから、何か変わったことはありますか？

私自身にとっても大きな学びがありました。
会社を運営したり経営したりする上で、お金の相談や資金繰りの準備を通して、事業を少しずつ前に進め、広げていくことの重要性を実感しました。
目の前の資金のやりくりに追われるだけだった以前とは違い、会社という一つの組織として、しっかりと運営していくにはどうすればよいかを考える良い機会になりました。
また、補助金の申請などを通じて、多くの人の手を借りたり、書類を整えたりする作業を経験する中で、自分の活動や社会への貢献について客観的に考えるきっかけにもなりました。
そういう意味で、会社としての幅や視野を広げることができたと思います。

Q：高橋さんにとって鎌倉商工会議所はどういう存在ですか？

鎌倉市の中で、人や場をうまくつなげてくださる存在だと思います。
表現が正しいかわかりませんが、いわば「ミツバチ」のように、ここにここをつなげたら新しい花が咲く。
そんなふうに、人や取り組みが広がっていく場を作ってくださっていると感じます。
そうしたつながりが、地域での経済的な動きにつながっているのではないかと感じます。


高橋さん考案のLoopExercise®︎バンドは、運動用具として多くの方に愛用されています

Q：鎌倉商工会議所を、これからご商売を始めようと思っている方におすすめできますか？

もちろんです。
『鎌倉で活動したいんだけど、どうしたらいいの？』と聞かれたら、鎌倉商工会議所に相談に行くことをおすすめしたいです。