【弁理士事務所】将星国際特許事務所の渡部様からお話しを伺いました

Q：どの様な経緯で鎌倉商工会議所に入会されたのですか？

特許事務所を立ち上げたのが2009年の1月です。
立ち上げ直後に入会した訳では無く、暫く時間を経てから入会をさせて頂きました。

Q：鎌倉商工会議所にどの様なイメージをお持ちでしたか？

特許事務所を立ち上げるにあたって、どこで立ち上げるのかすごく悩みました。
大手企業が多く存在する都内で特許事務所を立ち上げるケースが割と一般的な流れです。
私は、小さい頃から鎌倉が凄く好きです。
調べてみると、鎌倉のお店を地元密着で支援をされている特許事務所があまり無い様に感じましたので、「鎌倉に地元密着でやっていこう」と決めて特許事務所を立ち上げました。
立ち上げ後の課題として、鎌倉のお店との接点をどの様に持つか？でした。
接点を持つために最初に思い浮かんだのが鎌倉商工会議所でした。

Q：鎌倉のお店との接点を持つ事が出来ましたか？

鎌倉商工会議所の専門相談員としてお手伝いをさせて頂きたいと考えました。
その当時、別の弁理士の方が専門相談員に就任されていました。
２年程度、継続的に鎌倉商工会議所に足を運びました。
その後、前任の弁理士の方が退任される事になり、専門相談員の件で声を掛けて頂きました。
地元密着の為の窓口として鎌倉商工会議所とコネクションを持つ事が出来、専門相談員と言う形で鎌倉のお店をお手伝いする事が出来る様になりました。

Q：鎌倉商工会議所の会員として相談をされた率直な感想はいかがですか？

小規模事業者持続化補助金の申請ではすごくお手伝いを頂きました。
「ここはこういう風にした方がいいですよ」
「こうすると今の事業に沿うと思います」
「補助金の申請にもちゃんとアピールできるポイントを記載しましょう」
そんな細かい指導をして頂きました。
すごく熱心に細かい所までサポートして頂き、「ここまで支援をして頂けるのか！」と感動する事もありました。
支援を頂いたお陰で、色々な理解度が深まりました。
お陰で複数回、補助金を採択する事が出来ました。
補助事業を実施した事で大きな成果・効果があり、私としては有難いと思います。
支援を受けて、事業の考え方や事業計画書の書き方等、そのスキルを上げてくれた事も、私にとってはすごく有難かったです。

Q：小規模事業者持続化補助金を複数回利用されていますが、その後の状況は如何ですか？

地元の方々にPRをする事が出来、認知度が高まりました。
問い合わせにも繋がりすごく効果がありました。
特に効果が大きかったのはブランド化です。
特許事務所は所謂「法律職」でなかなか特色を外から区別するのが難しい職種だと思います。
じゃあどうやって鎌倉に根差し特許事務所としての特徴を出していくか？
補助金を利用したニュースレター（鎌倉日和）のお陰で「ここの特許事務所、面白いことをやっているね」と知ってもらう事が出来ました。
この補助事業を通じてブランド化が出来たと感じています。

Q：他の事業者の方に鎌倉商工会議所はお勧めできますか？

お勧め出来ます。
商工会議所が事業者にとっての「ポータル（入口）」だと思います。
鎌倉で事業を行うのであれば、商工会議所に相談し支援をして頂く事で、経営のスキルアップが出来ます。
鎌倉の特色をすごく良く把握されていますので、鎌倉の特色にあった事業展開をするという意味でもすごく重要な場所だと思います。
当事務所にとっては相談して良かったと思いますので、お勧めしたいです。

Q：鎌倉商工会議所はあなたにとってどんな存在ですか？

私にとって本当に欠くことの出来ない、すごく大切な存在です。
事業立上げ当初から、鎌倉密着でやりたいと思っており、鎌倉の事業者様へのアクセスだとか繋がりを作る上で、本当に中心的な存在だと思います。